どんこのまくら

デフラグメンテーション

PTA

数年前に小学校のPTAの役員(書記)をやってみた時の話。

「ほかにやる人がいなかったら~」に丸をつけると、「立候補ありがとうございます」って電話かかってくるとは思わなかったなー。もうこれは事故ですね。

我が家の子は二人いて4歳差なので、ちょうど二人とも小学校に行くタイミングだった。それにその小学校は一度PTAの役員をやると、その後の委員の仕事(子一人につき一年)が免除されるので良い機会だとは思った。

私の時はメンバーがすごく良くて、次年以降の為にもいらない仕事をどんどん削って、できるだけみんなが気軽に活動に参加できるようにしようと努力していた。

もちろん自分たちも、必要がなければいちいち学校に集まらない。今はLINEでお話できるもんね。文字残るし、リアタイでグループの会話に参加できなくてもいい。

集まらなくても良いから各自無駄なくクオリティを上げるという方針で、会長・副会長・会計・書記の7人全員がそれができる人達だったから良かった。なんかもうみんな職人肌だった。書記はイラストレーターと元プログラマで、副会長に校正職人がいて、もう怖いもんなし。私は調子乗ってエクセルVBAで宛名印刷機能つくっちゃったよ。自己満足かもしれないけれど、同じクオリティを求めて仕事できるってすごくいい。

もちろん役員がこんなだから、そのほかの各委員(広報とか成人とかね)もそんな感じでやるようになって、とても良い雰囲気。同じ年代の子育てしてる人達ばかりだからか、一を聞くと二十ぐらい返ってきて、意外と楽しかった。

いろいろできたのは会長と副会長が2回目の人たちだった(しかも改革派だった)からというのもある。初めての活動だと余裕がなくて、例年の仕事を追っかけてしまいがち。でも、イベント終わってから「あれが要らないかも」とか「これをすれば良かったかも」という反省をしっかり残すだけでも、次年度の参考になる。

まぁ、何かを変えるのも一苦労だし、校長先生とかがOK出してくれないと駄目なこともあるんですけどね。

地域とか学校で、かなり仕事に違いがあると思うけど、コロナ禍はいらない仕事を洗い出して、必要な仕事だけをみんなが気軽にボランティアできるシステムを作っていく良い機会だと思う。

PTA変えるなら今だと思うよ。

(私はもうお腹いっぱい)